日本では「漆にかぶれた」という事を耳にします。全身が赤く腫れあがったり、かゆくなったり、熱が出たりもします。この「かぶれ」、実はその人の免疫の弱さを表しているのです。
免疫は、外から入ってくる異物から私たちの身体を守る役割をもっています。異物が身体に入ってきますと、免疫機能がはたらき、異物を排除しようとするわけです。そのときに出てくる症状として、かぶれ、かゆみ、発熱、といったものがあるのですが、それがアレルギー反応です。かぶれるとか、かゆいという症状は、異物に対する拒絶反応なのです。異物を体の中で分解し、その毒素を無害化する力のある人はかぶれません。かぶれてしむということは、”陰性の酸性”の食べ物を食べすぎたために、免疫力が低下し、解毒力がおちてしまったからなのです。
さて、「かぶれる」という病気の中には、カンジタ症をお持ちの方もいらっしゃいます。カンジタ症は女性の陰部がかゆくなるという病気ですが、これもまた免疫力の低下が招く症状です。
ある農家の方が、牛のために夏のうちから草を刈って干し草にして、サイロの中に詰めて冬に備えていました。この干し草は十分に乾燥していないと、サイロの中で発行して炭酸ガスが発生してしまいます。ある日、その農家のお父さんと息子さんがサイロに干し草を詰めていたとき、息子さんがサイロの中で炭酸ガスにまかれて意識不明で倒れてしまい、それを見たお父さんが慌ててサイロの中に入って息子さんを助けようとしましたが、お父さんもガスの中で意識不明となって、二人とも亡くなるという悲劇が起きました。一人残された奥さんは、来る日も来る日も仏壇の前で泣き明かしていました。食事を作る気力もなく、お供え物として仏壇の前にあった果物や饅頭という陰性の酸性の食べ物、免疫力を低下させる食べ物ばかりを食べていたといいます。すると一週間を過ぎる頃から、猛烈に陰部がかゆくなり、かきむしったら歩けなくなるほど腫れあがり、病院に担ぎ込まれました。しかしそこに勤めていた看護師さんで『千坂式健康法』を勉強されていた方がいらっしゃって、その方が帰宅してから自分が飲んでいる『陽茶』という陽性で碱性の強いお茶を毎日農家の奥さんに届け、その方の陰部を洗ったら、かゆみが和らいできて、少しずつ良くなってきました。
このお茶は強い造血作用と治癒力を持っているので、飲み続けることによって肝臓の働きが良くなり、利尿効果も上がってきます。
それから一ヶ月、このお茶で陰部を洗い、飲むことでこのカンジタ症を見事に改善したという喜ばしい報告が入っております。私たちの免疫力を下げる食べ物を食べたときには、このような症状がでてくるということを覚えていただきたいと思います。