健康応援団!あなたの「なぜ?」「どうして?」にお答えします。

「Q」
 近とてものどが渇いて、一日に二リットルくらいの水分を摂ってしまいます。糖尿病ではないのですが、どういうことなのでしょうか。

「A」
 体に酸性の汚れがなくなってくると、のどの渇きはしだいになくなっていきます。
千坂式の食改善をする前は陰性の酸性である砂糖や乳製品、陽性の酸性である肉や卵を食べていたと思います。そこへよく煮込んだ玄米や野菜など陽性の碱性食品を食べますと、よく煮込むことによって分解された食物瀬人が、一方では町内の汚れを吸着して排泄し、一方では吸収された内臓の活動や静脈(全身の老廃物を回収する血管)の活動を活発にします。玄米などの陽性エネルギーが全身の静脈の表面を覆うわけです。陽性エネルギーに包まれた静脈は陰性の汚れをひきつけていきます。陰性と陽性は磁石のようなもので互いに引き合うのです。こうして、静脈が全身に溜まった汚れを回収していくのです。
 さて、のどの渇きですが、静脈は身体のいたるところにめぐらされていますから、当然のどにも静脈が張り巡らされています。玄米などによって陽性エネルギーを帯びた静脈は熱を帯びて、乾燥してきます。これがのどの渇きとなって現れるのです。のどが渇くのは静脈が活発にはたらき、全身の老廃物を運んでいるしるし、体質の改善が進んでいる証拠です。
 しかし、欲求にまかせて水分を摂りすぎてしまうと細胞や血管がふやけて弛緩してしまい、静脈のはたらきも衰えてしまいます。辛いことですが、水分は一日に500CC~600CCを目標にしてがんばってみてください。